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輪島再訪〜漆の旅〜
2016.02.22

JUGEMテーマ:伝統文化
JUGEMテーマ:和食器通販



こんにちは、西巻顕子です。

今年も輪島へ行って参りました。
昨年の2月に初めて輪島を訪れて以来、その魅力にすっかり取りつかれてしまい
今年もまた、輪島を思いっきり堪能してきました。
去年の模様はこちらの過去ブログより♪

この一年、私なりに勉強し考え、輪島塗の商品をなんとか当社で扱えないかと検討していました。
私に「輪島塗」を扱う資格があるのか?
私に「輪島塗」を販売するだけの知識や品格があるのか?

実に120以上もの工程を、何人もの職人さんの手を渡り
多くの時間と最大限の技を駆使して作られる輪島塗。
だからこそ、決して安価では買う事のできない、日本が世界に誇る伝統工芸です。






輪島塗は、かなりざっくり大きく分けて3工程の職人さんの手を渡り歩きます。
本体の木地を作る人→漆を塗る人→加飾(沈金や蒔絵)をする人
細かく言えば、もっと多くの専門の職人さんが存在するのですが、
その全ての工程を把握するのにはまだまだ勉強が必要です。
そして、その工程管理と全体のプロデュースをするのが、塗師屋さん。
今年もまた、4つの塗師屋さんと、蒔絵沈金の職人さん、そして女将さん達との交流を深めてきました。

去年初めて各工房を訪れた時は、ただただ感動で胸がいっぱい。
見るもの聞く事全てに感激し、私にとって「輪島塗」は憧れの器となりました。
あれから1年、私なりに沢山の漆器に触れ、輪島以外の他の産地にも出向いて勉強してきました。



沈金の職人さんのデモストレーション。
沈金は、「ノミ」という道具で漆の表面に傷を付けて絵柄を書いていきます。
その絵柄に漆を塗り、その上から金粉や金箔を貼りつける加飾技。つまり漆が接着剤となるのです。

最低でも7年の修行が必要な技です。
定規やパソコンを使わなくとも正確な紋様を書き、全て同じ深さで彫るその技術。
自然と同じく、人の手や頭の記憶によって馴染んだ技は何者にも勝ると心底思います。



何度も何度も同じ事を言ってしまいますが、私はこの仕事をさせて頂いている事に本当に感謝しています。
「輪島塗」に限らず、陶芸家の方々はじめ、様々な職人さんや伝統工芸士の方々の素晴らしい作品を扱わせて頂く幸せ。
そして、一から物を作り上げる職人さんには、到底敵わないとも思っています。
(別に戦っているワケではありませんが・・・笑)

なので私達が出来る事は、テーブルコーディネートや食空間デザインを通し
その職人さんの技をいかに上手に伝えていくか、いかに多くの人に広めていくか、それに尽きると思っています。

私に輪島塗を扱う資格や品格があるか?ないか?は別として
AntennArt(アンテナート)でも、いよいよ輪島塗のお取扱いをさせて頂く事となりました。
今回の旅の最大目的の一つでもありました。

当社が自信を持ってお勧めする、素晴らしい「輪島塗」
順次ご紹介させて頂きます。

また、セミナーや教室でも「輪島塗」の登場頻度が増えていくと思います。
是非、実際に手に取って触れて頂きたいと思っていますので
ご参加、心よりお待ちしております。














 

AntennArt(アンテナート)で取り扱う器は、テーブルコーディネーターがセレクトした、和食器を中心に、普段使いの和食器や、特別な時の器、
ホームパーティ等で参考になる、テーブルコーディネートをしやすい器の使い方や、和食器の利用法をお伝えしております。
日本の伝統工芸品をテーブルコーディネートという手段で、応援し、伝統的な和食文化を残し伝える事を目的に運営しております。

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