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2月のレッスン報告 知る・愉しむ「日本の器」テーブルコーディネート教室〜白磁でモダンなひなまつり〜
2016.03.03

JUGEMテーマ:テーブルコーディネート

こんにちは、小松早苗です。
川島織物セルコン様での2月のセミナーのご報告です。

今日は3月3日、ひなまつり。
とってもいいお天気の「上巳の節供」になりました。嬉しいですね。



2月25日のレッスンは「白磁でモダンなひなまつり」というテーマで開催させていただきました。
今回は、いつも来て頂いております方に加えて、ご新規の方、久しぶりの方もお越しいただき、満員御礼。
椅子もぎりぎり、どうにかゲスト様には座っていただきましたが、
私達はずっと立ってのレクチャー、ありがたくて嬉しい悲鳴をあげてしまいました。腰が・・・
ウソです!腰も口も悲鳴なんかあげていません!!
心からの感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

二十四節気七十二侯では「雨水 霞始靆(うすい かすみはじめてたなびく)」のはずなのに、
前日から冬に逆戻りしたかのような気温。(そんな中、新潟から来て下さった方も・・。感謝を通り越して感激です。)
ほのかにグレープフルーツの香りのする温かい緑茶を召し上がっていただきながら、レッスンスタートいたしました。

このレッスンは、以下の3部構成で行っています。
 .董璽泙砲弔い討離譽チャー  担当小松
 ▲董璽屮襯妊癲        |甘西巻
 ティータイム


今回一部では、ひなまつりの歴史や由来、五節句のひとつである上巳の節供にふさわしい「格」、
色の意味・・等についてお話させていただきました。




二部では、本来は一部でお話したような食膳を作るのが正式だが、、、という前提のもと、
日常でも使っている白磁のお皿などを使って、現代の食生活に合った、
かつ、NISHIMAKIらしいテーブルをご覧いただきました。

今回は、輪島の名門塗師屋さんである大崎庄右ヱ門さまが、
末広の真塗と洗朱のリバーシブル膳を快く貸してくださり、格の高いテーブルを演出することができました。
この場をお借りして大崎さまに心から御礼申し上げます。




また、こちらのかわいらしい雛人形は、千葉県山武市の海の近くに工房を構える
硝子作家 松野栄治さん、マツノミカさんご夫妻の工房「PRATO PINO」様の作品。
こちらも快く貸して下さいました。

どこか自然と調和する色使いと、ほっこり優しいフォルムの作品が多く私達も大好きな工房です。
お近くに行かれる際は、是非寄ってみて下さいませ。(要予約)
吹きガラスの体験なんかも出来ますよ〜。
*行かれる際はご予約が必要です!ご了承下さいませ〜

突然ですが、
私達アンテナートの心の師匠は、今は亡き第18代中村勘三郎さんです。


私達は、いわゆる「和モダン」のテーブルが好きで、「The和」ではなく和テイストでありながら
粋でモダンなテーブルを作りたい思いでコーディネートを学び始めました。
最初の頃は、あーでもないこーでもないとあれこれ器を並べたり重ねたりして、
かっこいいテーブルを作ることに一生懸命になっていました。

ところが、勉強していくにしたがって次第に疑問がわいてきたのです。
見た目のかっこよさだけを追求して好き勝手にやっていいものだろうか?
長い歴史の中で培われてきた日本の食文化の伝統。
守らなければいけないものは守らねば。
見た目のかっこよさのためだからといっても譲ってはいけないものがあるのではないか・・・




中村勘九郎さんが師匠だという話でしたね。
勘九郎さんの有名な言葉。

「型を身につけた人がやるから型やぶり。型がなければそれは型無しなんだよ」

 (中村勘九郎さんも無著成恭さんという人に言われた言葉らしいですが。)

歌舞伎とテーブルコーディネートを一緒にすることはできませんが、
私達アンテナートにとっての「型」は「日本の伝統的食文化」かなと思っています。
基本の和の食文化についてしっかり学び、そのうえで敢えて崩したり、モダンさを加えていきたいと思うのです。

もうひとつ師匠の言葉。これは私達のテーブルコーディネートの先生から言われたこと。

「庭石の2/3は土の中に埋まっているのを知ってる?テーブルコーディネートも同じ、
見えない2/3があってこそのテーブルの上なのよ」

というわけで、私達のレッスンの構成を言い換えると、
一部は「型」や「庭石の土の中の2/3」のためのレクチャー。
そして二部で、NISHIMAKIが型破りしまくって「庭石の1/3」を見せる。
ということになります。

“たかがテーブルコーディネート”

美味しいものが食べられれば、別にそれでいいじゃん!
と、言ってしまえばそれまでですが、
テーブルコーディネートの勉強を始めたからには、やはり

“されどテーブルコーディネート”です。

とは言っても、私達はまだまだ勉強不足、毎回ゲストの方々に教えていただくこともたくさんです。
より多くのことをみなさんにお伝えできるよう精進していくと同時に、
[知る・愉しむ「日本の器」]の教室をみんなで学び合える場にしていけたらいいな〜と思っています。
2月のレッスン報告のつもりでしたが、私達の教室への思いをながながと書いてしまいました。すいません。
こんな私達ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


川島織物セルコンさまでのお教室は今月24日のレッスンをもちまして終了させていただきます。
(四月からは、別会場にて新たなスタートをきります。)
今年度ラストレッスンは「お花見弁当でおもてなし」
残席僅かですが参加申込、お待ちしております。


お申込みはこちらまで!

または、info@antennart.jp までメッセージをお願い致します。
 

AntennArt(アンテナート)で取り扱う器は、テーブルコーディネーターがセレクトした、和食器を中心に、普段使いの和食器や、特別な時の器、
ホームパーティ等で参考になる、テーブルコーディネートをしやすい器の使い方や、和食器の利用法をお伝えしております。
日本の伝統工芸品をテーブルコーディネートという手段で、応援し、伝統的な和食文化を残し伝える事を目的に運営しております。

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