INFORMATION / お知らせ

安芸門徒のお盆
2016.08.14

こんにちは、小松早苗です。

ただいま、お休みをいただいて広島にお盆のお墓参りのために帰省しております。

 

 

みなさまは、どんなお盆をお過ごしでしょうか?

お盆…
迎え火を焚き、精霊馬や盆棚を作り、ご先祖様をお迎えし送り火を焚いて送り出す。

ということを聞いたりテレビや本では見たりするけれど

私の半世紀を越える人生には全く縁のないものです。我が家が、ちゃんとしてなかったからなのかなー?とも思ったりもしたのですが、結婚した嫁ぎ先でもなかったし、回りでも見たことはありません。

その理由をやっと最近知りました(^^;

 

 (画像が悪くて申し訳ありません。先日のお稽古での私のしつらえ。初めて胡瓜と茄子に割り箸さしました!)  


 

我が家は浄土真宗。
浄土真宗には、お盆にご先祖様が帰ってくるという考え方がそもそもないんだそうです。

「ご先祖は浄土で仏様となっているので、霊となってあっちの世界やこっちの世界をウロウロしているということはなく、お盆の時期だからといって特別に戻ってくることはない……というのが浄土真宗の考え方。だからといって、お盆行事をおろそかにしているということではありません。ご先祖様を尊ぶ気持ちは皆同じ。命をいただいたご先祖、そして仏様に感謝をするという意味で法要が行われています。」

と、浄土真宗のお坊さんがおっしゃってました。

 


でも、盆燈籠というのはあるんです。

初盆では白の燈籠、それ以外のお墓には色燈籠をお供えします。

昔は夕方お参りして、中にろうそくを灯していました。

我が家は田舎で、お墓は、墓地ではなく家から見えるちょっと小高いところにぽつんとぽつんと三軒分位しかありませんでしたので、夕闇の中にぽわんと浮かんでいるように見える盆燈籠の色はとてもきれいで幻想的でもありました。

今でも目に浮かびます。
でも、風が吹くと燈籠が燃えてしまうこともよくありました。

なので、火事を恐れ、いつの頃からかろうそくを灯す習慣はなくなりました。

 

 

この盆燈籠は安芸門徒(広島近辺の浄土真宗信者←かなりはしょった説明です。スイマセン)の習慣なのかと思っていましたが、
浄土真宗の教えとは関係が無く、宗教と関係の無い各地にある習俗と同様に、広島旧市内の安芸門徒を中心に伝承してきた習俗が、昭和40年代から宗派を越えた広島の盆習俗、風俗となり現代に至っているらしいです。。

そもそもは、現在の紙屋町あたりの紙商人さんの愛娘が死去したときに、ご両親がその死を悼んで灯ろうを作って墓に飾ったのが始まりだということです。

 

 

という訳で
精霊馬を飾る家庭に育たなかったけど、それには理由があったのだと、安心した今年のお盆でございました(^o^;)

早いもので、母が亡くなって18年。
病の中で長男の受験を応援してくれながら、結果を知ることなく亡くなりましたが、その長男が30歳。
「お母さん、生きていたらきっと、

まだ結婚しないのかと心配しているでしょうね。」
と、お墓の前でそんな話をして参りました(*^^*)

 

お盆について色々書きましたが、お気付きの点や間違ってることがありましたらぜひ教えていただきたいと思います。

よろしくお願いしますm(__)m

 

 

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