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世界に誇る伝統と革新の美濃焼
2018.02.22

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こんにちは、西巻顕子です。

飲食店さまの器コンサルタントをしていると

かなりの確率で

割れにくい、

コストパフォーマンスが高い 

この二つを最大限に要求されます。

そんな時、とっても頼もしい存在は美濃焼です。

 

 

 

1300年の歴史を持つ美濃焼

その背景は「クラシカルな技術」と「トレンドに合わせた柔軟さ」が共存する懐の深さが鍵。

 

伝統を守りつつ時代をリベラルに受け入れ、

フォーマルからカジュアルまで全てをカバーする美濃焼きの魅力をご紹介したいと思います。

 

朝鮮唐津兜鉢 http://www.antennart.jp/?pid=123544649

 

「六古窯」の一つである美濃焼は、日本でも陶器生産量ナンバーワンの「やきもの」の大産地。

岐阜県の多治見市・土岐市・瑞浪市などで焼かれてた器を「美濃焼」と呼びます。

 

閉鎖的なイメージをもつ「やきもの」の世界ですが

美濃焼はその長い歴史ゆえ多くの土や技法が残っており

自由な作風の若手作家が多く活躍し、その環境が整っている事も大きな魅力の一つ。

 

例えば、有田焼だと白い磁器に青の染付、備前焼だと焼締、といったようにすぐにイメージを思いつく方も多いと思います。

しかし美濃焼は、「桃山陶」と呼ばれる茶の湯などに使われる伝統的で華やかな物を筆頭に、時代に合わせたモダンな洋食器や作家さんのオリジナリティーで作られる物など、その作風は実に様々。

一見しただけでは美濃焼と分からない物も多くあるのが特徴です。

 

 

 

作風やバリエーションを考えると日本でも随一。

器ラヴァーにとっては、ワン&オンリーに出会える宝の宝庫と言えるでしょう。

 

 

〜麗しき「織部グリーン」〜

 

少し歴史を遡ります。

美濃焼が最も脚光を浴びたのは、室町〜安土桃山時代の事。

華やかな桃山文化と茶の湯の流行と共に、美濃焼は独自の創造性を発揮します。

中でも、古田織部(ふるたおりべ)は、「織部焼」や「織部釉」に名を残す、日本の焼物界においての革命的存在。

信長・秀吉・家康に仕えた戦国武将でもありました。

今で言うならば、政治家でありながら人気気鋭アートディレクター。

自ら作陶することはなく、陶工達に自分のアイデアを次々と作らせました。

 

ねずみ十草五寸ボウル http://www.antennart.jp/?pid=125480154

 

 

千利休に「わび茶」を学び、利休の思う静寂の美とは対照的に、自由奔放・独創的な美意識で、ゆがみやヒビも自然の装飾美として受け入れ高く評価したことでも知られます。

 

「織部釉」の中でも最も有名なのが「緑」

古田織部が、若葉や自然を象徴する「緑青色」を器に再現しようと、ここ美濃の地で作らせたカラーです。

切立鉢http://www.antennart.jp/?pid=96087459

 

 

 

自然に溶け込む絶妙な色合いで

日本の伝統色の中でも「織部」という名の「緑」が登録されています。

 

織部は、へうげもの(風変りなもの、ひょうきんなもの)を好み

あえて不均等なゆがみや、風変わりで幾何学的な絵付けを次々と生み出し

「やきもの」の歴史に新たな美意識をもたらしました。

 

今でも「織部」の焼物は多く焼かれていて、多治見や土岐などの窯元やギャラリーを訪れると、多くの織部焼を見つける事が出来る。

自分好みの織部を見つけてみるのもまた、乙な楽しみですね。

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